講演 31歳からの大学院進学  体験記

 

31歳からの大学院進学 ~ 9年間の社会人経験を経て | 東京大学ホームカミングデイ

さのたけとさんの講演「31歳からの大学院進学」に参加した。

テーマとしては社会人の学び直しが主な物として挙げられていた。主にさのさんの半生と、それに準ずる形で、同様の境遇の学生、学び直しを考える人間について語られていた。

さのさんは大学卒業後院試に合格した一方大学進学はしなかった。

共同事業を立ち上げ、転職した後ソフトウェアエンジニアとして勤務した。転機が訪れたのは社内で「プログラマとしての数学勉強会」を行った時だった。プログラマの中で数学好きな人とtwitterや社内等で交流していて、大学院への挑戦を決意する。

その後トポロジーに興味を持っていて自分がソフトウェアエンジニアとして身に着けた

技術を生かせる分野【Khvanov homology】を発見する。その後修士論文を提出後新たに大学院に進学し今に至る。

さのさんの印象に残った言葉は「2度目に院試に合格した時は感動した」という言葉だった。研究したい分野が明確に定まる迄の過程がとてもドラマチックに感じた。